来日したチャンピオン達 Champion Quartets coming to Japan
アメリカ側の記録に、
1950年度チャンピオン･カルテット、バッファロー・ビルBaffalo Billsが、
朝鮮戦争中の1952年に米兵慰問のために｢韓国･日本ツアー｣で来日したことを見つけた。
しかし、日本側で聴いたという記録は残っていない(ようだ)。
我々が日本で聴いた最初のチャンピオン･カルテットは、
1995年度チャンピオンのマーキーMARQUISで、
阪神淡路大震災復興1周年記念合唱祭にゲスト出演、また、神戸でたった1度のショーを開催した。
招聘したのは兵庫県合唱連盟 洲脇光一理事長、
アメリカ留学中にバーバーショップを聴いたことから、
SPEBSQSA(米国バーバーショップ・カルテット保存振興協会ショップ)に派遣を依頼し、
実現したもの。
ショーの前に楽屋を訪ねた
Marquisと一緒に(梶川さん撮影)
来日の翌年、リードのランディが病気で亡くなり、代わりを入れて活動を続けたが
2000年のKansas CityでのAIC Showで解散を表明した。
日本中の大勢の合唱人に聴いていただいたのは、
1990年度チャンピオンのアクースティクスACOUSTIXで、
2000年と2003年に日本ツアーを行い、
2000年には伊丹、岡山、所沢、東京で、
2003年には金沢、福岡、京都、東京でショーを開催した。
アクースティクス日本ツアー ACOUSTIX Japan Tour
東京バーバーズが2005年のショーに招聘した
1996年度チャンピオンのナイトライフNightlifeは、
東京バーバーズのショーにゲスト出演した。
同じ2005年には
1993年度チャンピオンのガス･ハウス･ギャングThe Gas House Gangが日本ツアーで来日、
東京と伊丹でショーと東京ではバーバーショップ･セミナーを開催、
西宮では第2回バーバーショップ・カルテット･フェスティバルにゲスト出演した。
ガス・ハウス・ギャング東京ショーThe Gas House Gang Tokyo Show
2006年度チャンピオンのヴォーカル・スペクトラムVOCAL SPECTRUMが2008年に日本ツアーを行い、
仙台、東京、伊丹でショーを、仙台と横浜でバーバーショップ･セミナーを開催、
西宮ではバーバーショップ・フェスティバルにゲスト出演した。
ヴォーカル・スペクトラム日本ツアー Vocal Spectrum Japan Tour in 2008
東京バーバーズが2009年の第6回ショーのゲストに招聘したのが
１９９２年のチャンピオンKEEPSAKE。
関西では単独のショーを開催した。
キープセイク KEEPSAKE
2008年のチャンピオンOC Timesを日本で聴けるとは思わなかった。
これは、日本のバーバーショップ･コーラスThe Lockersが
自分たちの２０１１年に開催した第1回ショーのゲストとして招聘した。
2011年10月23日(東京・石橋メモリアルホール)
2011年10月25日25日(伊丹アイフォニックホール)
オーシー･タイムズ OC TimesE
2009年度チャンピオン･カルテットCROSSROADSが2012年に来日することになったのは
少々偶然の賜物だった。
日本人の音楽家がアメリカ留学中にCROSSROADSのベースJim Henryと
大学で一緒に歌ったことがあることから、
Jimを日本に呼ぼうとした。
Jimから、カルテットでなら行く、招聘に関しては菅野で、ということで
私にオハチが回ってきたもの。
ご存知のように、Jim Henryは私が2005年に呼んだThe Gas House Gangのベース。
クロスロード日本ツアー CROSSROADS Japan Tour 2012
東京バーバーズが2013年の第8回ショーのゲストに招聘した
Musical Island Boysは翌2014年にチャンピオンになった。
東京バーバーズが2015年の第9回ショーのゲストに招聘したのは
2010年度チャンピオン・カルテットStorm Front
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